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人が生きていられる時間は決まってる。
だから、その時間を何に使うのか、どうやって使うのかが大事だって高校の先生がいっていた。 偽島に来るような探索者の人たちが、これまでの一生をどう使ってきたのかはわからないけど、ずっとずっと戦ったり自分を鍛えたりばかりってわけではないような気がする。 私だって、これまでは演劇ばかりの人生だったって言ってもいいような気はするけど、やっぱりそれだけではなかったもんね。 よい冒険者ってなんだろう? 思うんだけどね、誰よりも強かったり遺跡の探索がうまかったりとか、そういうのではないんじゃないかなあ。 きっと、そうじゃない時にも自分の日常を持っている人。 そういう人たちがよい冒険者なんじゃないかな、と、私は思うんだ。 すっごく遠回りな自画自賛と、私の身近な、すごい冒険者さんたちの自慢なんだけどね。 PR |
共通言語ってあるでしょ?
日本語とか英語とかじゃなくて、同じ趣味の深い話とか、昔見た映画の話とか。 一緒に歩いた町並みの事とか、誰もが経験してるバレンタインデイの淡い思い出とか。 話したら、ああ、あるあるって笑いあえる。そういう、暗黙の了解。 そういうの、わかる人に渡したいと思った私の気持ち、わかるよね? だって、バレンタインデイだもん。 ドキドキする気持ちだって、やっぱり誰かと共有したい。 |
偽島での日常が始まる。 短剣もって遺跡を探索って、それをしてる私自身が全然ピンと来てないんだから、これでいいのかな、会ってるかなってずっと不安だったんだよね。 でも、アルバイトはちょっと違う。他に働いている人だって居るし、指示をくれる人だって居る。誰かの笑顔を見ていればお金だって入るし、危険なことなんてほとんどない。なんだろう? 地に足がついているって言うのかな、ほっとする。 さ、頑張ろう。 えーと、とりあえず、何をすればいいんだろう? アルバイトっていっても、コンビニでちょっと働いたことしかないから、飲食業って初めてなんだよね。 私にとっては、この島でのアルバイトも冒険。 だったりしてね。 |