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【2024/11/24 03:35 】 |
偽島スケッチのしちゅえーしょん募集

 過去日記をただのっけるのもあれかなということで、Eno1739のユウの日常や島に来る前の様子を切り取って、文章でスケッチしています。体育祭とかの学校行事だとか初デートだとか役者時代とか、気が向いたらですけど淡々と増えていく予定です。

 それはそれとして、こういうシチュエーション、こういうときの事を書いて欲しいという要望があったら、コメントや伝言で一報くだされば配慮します
 島に来てからの日常の場合、偽島plさんの「うちの子レンタルして」という要望にもお答えします。そんな奇特な人居ない気がしています。
 その際は、文章でのレンタルですので必ず許可をいただいてからアップいたします。
 尚、本編には極力影響を及ぼさないように書きます(あくまで日常の一場面になる予定です)

 需要あるかどうかわからないけど、まあ、書くのは楽しいからこのくらいは風呂敷広げておいてもいいかなと。

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【2010/06/15 07:31 】 | 偽島スケッチ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
探索4回目

 歩行雑草の一番怖い所は、人の姿をしている所だと思う。
 私はこの日、生き物を殺した。
 その生き物が人の姿をしていなかったら、きっと私は何もショックなんて受けなかったのだろう。
 

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【2010/06/12 09:34 】 | 偽島 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
偽島スケッチ、中学3年生

 進路相談と聞くと、少しだけワクワクした。
 あの頃の私は、なんにも知らないくせに、十年後、私はかっこいい大人になってると信じきってた。
 かっこいい大人になるのは当たり前なんだけど、どんな風にかっこいい大人になるかは自分で選ばなくちゃって、多分、そう思いこんでいたんだよね。
 そのくせ、将来を決めてしまうのは、少しだけ怖かったんだ。怖かったって言うか、今決めてしまうのは勿体無いって、思ってたのかも。
 だって私は、自分になにが出来るのかまだ何も知らない。

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【2010/06/11 10:31 】 | 偽島スケッチ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
探索三回目の日記

 探索三更新目の日記です。
 手探りながら歩き始めたと言っても、そこはなんにも分からない初心者だから。見るもの全てにつまずいてしまったり、考えすぎてしまったり。
 え、ここでひっかかるの? って、私自身が驚いたりする事もいっぱい。
 この時期、島ではラスクが大流行してた気がするんだけど、きのせいかなあ。

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【2010/06/11 09:56 】 | 偽島 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
偽島スケッチ。


 偽島スケッチです。
 簡単に言うと、絵を書く人たちがキャラクターの一瞬の魅力をスケッチするように、絵を書かない私が、牧野瀬悠の日常を現在過去未来問わず、スケッチするみたいに切り取れたらなあっていう、ただそれだけの記事です。ちょくちょくアップするかも。
 と、言うわけでこれは日記にかけない日常の切り取りです。基本的に山もオチもありません。意味はあると良いなあ。



 「偽島スケッチ・中学1年、放課後」

 起立、気をつけ、礼って、挨拶が終わるとクラスは一気に騒然となる。放課後、その瞬間だけ訪れるお祭りの気配に、一日張り詰めていた気持ちをふっと緩めた。教科書をかばんにしまって、忘れないように先日もらったばかりの台本を手にとって、ほんの少しだけ、部活と授業の合間のこの時間に思いを馳せた。
 教壇では、先生が綺麗な姿勢でトントンとなにかの書類を調えてた。出席簿西手は妙に沢山もってるから、また次に出す宿題の準備のための資料とかいまいち生徒にはありがたみのわからない今日職員会議の資料とかなのかもしれない。宿直の近藤さんがなにやら熱心に学級日誌とにらめっこしてる。近藤さんは、学級日誌に「特にありません」って書くのが気持ち悪いって言ってたから、またきっとあることないことスリリングに書き上げてるのだと思う。近藤さんの日誌は面白い。毎日あんなにハプニングだらけだったら、きっと誰も退屈なんて感じる暇なんて無いんじゃないかと思う。この前なんて、学校に紛れ込んできた犬が廊下と言う廊下を走り回って、職員室にあった抜き打ちテストを食べてしまった事になっていた。実際には、校舎をちょっと走り回ってすぐにでていっただけなのに。そういえば、テストの翌日、近藤さんは「私達テストに備えて勉強してるのに、不意打ちテストなんてずるい」とぼやいてた。
 もちろん、私達の学校生活は、近藤さんの日誌よりずっと退屈で平凡なのだけど。
「ユウ、早くしろよ。先輩集まっちゃうぞ」
 今日の近藤さんの日誌がどうなってるのか、楽しみにしながらぼーっとしてると 急に大声で叫ばれた。
 私のこと、ユウって呼ぶのは一人しか居ないから、クラスの皆は誰を呼んだんだろうってキョトンとしてる。
 真っ赤になりそうなのを頑張って我慢して、小さな声で「今行くから」と返事した。
「え?」
 こっちの気なんて知らずに、ユウは、相澤勇君は怪訝そうに聞き返す。
 すぐに準備をして、扉の前で待つ相澤君に
「ユウって相澤君の名前でしょ。私は悠、はるか。いい加減普通の名前で呼んでよ」
 と、苦情を言った。
「良いじゃん、別に。悠ってユウって読むし、普通だよ」
 相澤君はどこ吹く風。私の言う事なんて聞いてくれない。
「紛らわしいじゃん。勇君に悠さんなんて」
「誰も勇君なんて呼ばないって、だから大丈夫」
 それ、理由になってないと思うんだけど。
「勇君、いい加減にしてよ。……これでちゃんと呼んでくれるんでしょ」
 そういうと、相澤君は何故かそっぽを向いて、
「ほら、早く行こう。遅刻しちゃうよ」
 何事も無かったみたいに歩き出した。
 

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【2010/06/10 10:01 】 | 偽島スケッチ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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